Wantedlyという隠キャには厳しい世界

レビュー
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Wantedly(ウォンテッドリー)というサービスを見つけたので利用してみましたが、自分のような低スペ隠キャにはそこにいるだけで致死的ダメージを受けるような眩しい世界があったので、今回はその調査レポートとして報告したいと思います。

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Wantedlyとは

“シゴトでココロオドルひとをふやす”
Wantedlyはシゴトでココロオドルひとをふやすために、働くすべての人が共感を通じて「であい/Discover」「つながり/Connect」「つながりを深める/Engage」ためのビジネスSNSを提供しています。

https://wantedlyinc.com

つながりを重視したビジネスSNS

Wantedlyを簡単に紹介すると、以前にも下の記事にて言及していましたが、SNSのような”つながり“を重視した新しいタイプの就活サイトです。

そしてこのサービスの最強の特徴の一つが他の利用者のプロフィールが見れる点です。

自分のプロフィールを作成すると、WantedlyScoreというスコアが表示されます。これは学歴や経歴だったりサークルや受賞歴などを記入していくと加算されていきます。
当然スコアが高いほど凄い人材となり、試しに一度Wantedly内でハイスコアの人達を見てみたところ、東大は当たり前で早慶上智で在学中に起業だったり小学生の頃からサイト運営だったり、それはもう輝かしいキャリアしかいませんでした(瀕死

Wantedlyの使い方

このままでは劣等感で死にそうなのでとりあえずメインである企業の募集・エントリー機能を今回はGateboxを例として見ていきましょう!

ちなみにGateboxとはどんな会社なのかというと、オタクならご存知の人もいると思いますがバーチャルホームロボットというホログラム彼女を作っているベンチャー企業です。

下のPVを見るとより分かると思いますが、ホログラム彼女はまさにオタクにとっての夢…!

Gatebox - Promotion Movie "OKAERI"_english

ということでオタクならここを応援しないわけにはいかないので今回ピックアップしてみました。

まずGateBox社のエントリー記事をタップするとこんな画面が出てきます。
右下の部分にViewやエントリー数が分かるようになっており、今回だと既に108人がエントリーしているようですね。

”どんなことをやっているか“だったり“なぜやるか”、“どうやってやるか”など企業側のアピールから下の方にいくと募集人材や募集の背景などかなり透明感のある求人ホームとなっています。どの企業もワクワクしそうなことばかり書いているので見ているだけでも楽しいです。
また企業研究にも良いかもしれません。

話を聞きにいきたい機能

さて右下にあるのがWantedlyならではの話を聞きにいきたい機能です。
今回は説明会なので説明会の応募になりますが、例えば私服でカジュアル面談だったりランチや食事会をしたり本格的な面接だったりと募集する企業によってこの話を聞きにいきたい機能(エントリー)は意味合いが変わってきます。

仕組みとしては、応募者がエントリーした後に企業側が応募者のプロフィールを見て会ってみたいと思ったらそこで初めて会いに行くことが出来ます。

企業に興味を持ってもらえないと会うことが出来ないので、正直自分のような低スペ隠キャには厳しい世界です。
先程のハイスコアにいたようなハイスペ人材にならないと効果を最大限に活かすことは出来ないので、ハイスペ人材ならきっともっと楽しいと思います… 悲しみ。

といっても、自分でも一応何個かの企業とはカジュアルに会うことが出来たので、きっと大丈夫です! 鋼の精神でエントリーしていくのがコツ。

Wantedly People

名刺管理&連絡先アプリ

Wantedlyは他にWantedly Peopleという名刺管理&連絡先アプリも運営しています。
カメラで撮影するだけで名刺をスキャンしスマホ内にデータ化することが出来ます。
OCRという人工知能が画像認識しているのでかなりの精度でデータ化出来ます。

https://itunes.apple.com/jp/app/wantedly-people名刺管理-連絡先アプリ/id1148864930?

Wantedly Peopleはヤバイ

ここ最近名刺を貰う機会が多くなってきたので名刺管理アプリを探していたところWantedlyが運営しているアプリがあったので使ってみたのですが、このアプリ、マジでヤバイです。

本当にカメラで名刺を撮影するだけでデータ化されるんですが、なんと名刺相手がWantedlyに登録していると、相手のWantedlyプロフィールも見ることが出来ます

学歴や経歴はもちろん、その人が興味のある話題とかも名刺をスキャンするだけで見ることが出来ます…

いや、これはマジで怖い…!

しかも、こっちもWantedlyに登録していると自動でつながりとして保存されるので、さっき話していた自分の低スペ陰キャの情報が筒抜けです…

というか勝手につながりに追加すると若干ストーカー扱いされそうです。名刺をもらうような相手なのでそこまで親しいわけでもない人と急に距離を縮めてくるので、自分のような人との距離を好む隠の者には辛いアプリとなっています…

結論

Wantedlyは隠キャには厳しい...!

なんとかWantedlyの過酷な世界から無事帰還することが出来ましたが、やはり人の輝かしいキャリアを見てしまうと劣等感でダメージを受けるような自分みたいなタイプの人は緩やかな自殺行為になるのであまりオススメ出来ません。

機能とか、名刺スキャンだけで詳細情報まで知れちゃうのはさすがベンチャーということでかなりイノベーションを感じますが、ハイスペ陽キャならきっと最高に使いこなせると思います!