青春にコンプレックスを抱く大人こそ「LIKE×LOVE~色川鈴音~」をやるべきという話

美少女ゲーム
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蓮水椿です。

先日rootnukoさんより発売している「LIKE×LOVE~色川鈴音~」というエロゲーをやりました。

結論から言うと、私が今年やったエロゲーで一番心に響いて感動しました。

なので今回はなぜ感動したのか、なぜ青春にコンプレックスを抱く大人こそやるべきかを話していこうと思います。

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きっかけ

そもそもなぜやろうかと思ったかと言うと、自分はショートカット好きなのですが、ヒロインの色川鈴音がめちゃくちゃタイプでした。

以下色川鈴音の性格

主人公とは隣の席だが、人とのコミュニケーションを避ける傾向があるため

言葉を交わす機会はあまりない。

趣味は音楽で休み時間はひとりイヤホンで音楽を聴いていることが多く、

クラスの中でも浮いた存在。

あれ、高校時代の自分にそっくり、、

類は友を呼ぶではないですが、なかなかこういうサバサバ系でクールな女の子がメインヒロインのエロゲーって少ない印象で自分は結構そういう子がタイプだったので、まずそこに目が止まりました。あと無類のショートカット好きなのでもう完璧ですね。

蓮水椿がショートカットなのはそういうことです。

あらすじ

本作のあらすじはクラスで隣の席の色川鈴音と仲良くなっていき、やがて恋人になって青春生活を送っていくというものですが、タイトルである「LIKE×LOVE」の通り、出会ってから好きになりやがて愛するに至るまでの過程が非常に丁寧に描かれており、実際に恋愛しているような体験を味わうことができます。(私はできました。)

個人的に、今までやってきたエロゲーのほとんどはヒロインが比較的すぐ主人公に心を許し、気づいたら両思いになっていたというパターンだったので、結ばれること自体にそこまで感動することが無かったのですが、本作はお互いちょっとづつ気持ちを伝えていって結ばれていくので、なんというかリアリティを感じました。

初めのうちは一切脈がなく冷たいというのも現実感があって良いです。

(そして恐らく大半の童貞はこの返しで脈がないと撃沈して終わるはず…)



青春コンプレックスを取り返す

学生時代に彼女が出来ず青春を味わうことなく終わってしまった人も多いかと思いますが、こういう「青春コンプレックス」を抱いている人こそ本作をやってみてほしいです。

青春というのは二度と取り返せないものなので、そう簡単にコンプレックスは解消されないと思います。

しかし、こういうゲームを沢山やったりして、限りなく青春時代に近い体験を重ねて自己満足していくしかないので、そういう意味でも、本作は青春を味わえるゲームの一本として非常に満足できると思います。

少し話が変わりますが、「価値観」「人生の価値」というのは、幼き頃のコンプレックスが具現化したものだと思っています。

例えば幼少期に裕福な生活を送っていた者と貧しい生活を送っていた者とでは金の価値は違ってみえるだろうし、親がいた者と親がいない者では親の愛情という価値は違うかもしれない。

自分の場合は、学生時代に帰宅部でオタクで彼女も友達も何もないまま終わったので、金や地位や名声よりも、友情や愛情の方が価値が高いと思っています。

そういう青春にコンプレックスを抱いたまま大人になってしまった者は、金や地位や名声を手にしたところでコンプレックスを解消することはできないと思っています。

なので、自分はエロゲー・美少女ゲームという、現実に限りなく近い青春を追体験させてくれるものに本当に価値があると思っていますし、きっとそういう人を救う力がエロゲーにはあると思っています。


色川鈴音の良さを語るつもりが大きく風呂敷を広げてしまいましたが、コロナの影響からか例年よりも自殺者も増えていますし、友情や愛情が与えられず、社会から隔絶されて孤独な人間でも、エロゲーは救ってくれるということを伝えたいと思いました。

ちなみにアフィ目的でこの記事書いてるとか思われそうですが、このブログ利益度外視の完全趣味でやっていて、本当に自分が良いと思ったものしか書こうと思っていないので(ほぼエロゲーしか書いてませんが)、誰かからの紹介報酬とかそういう系は今後も一切やる気は無いですし、ひたすらニッチで誰得ですが世の中の大半の人間は気づいていない本当に良いモノだけを書き続けていこうと思っています。

終わり。

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LIKE×LOVE ~色川 鈴音~
2020年8月28日(金)発売予定、rootnuko『LIKE×LOVE ~色川 鈴音~』の公式サイトです。