こんにちは。蓮水椿(@hasumi_tubaki)です。
このシリーズは毎週起きた出来事や気になったトピックスに一言添えるコーナーです。
今回は7/13~7/19の間の出来事に添えていきます。
クリエイティブ
Amazon、レジ会計を不要にするスマートショッピングカート「Dash Cart」を発表
「レジの列をスキップすることで、素早く食料品を購入できる新しいスマートショッピングカートです」米Amazonは、レジ会計を不要にするスマートショッピングカート「Amazon Dash Cart」を7月14日に発表した。

無人化、自動化を加速させる試み。レジを介さずに買い物ができる点は言うまでもなく便利ですが、買い物データを取れるのが個人的にキモだと思っています。例えばよく行くスーパーで「いつも買う物」みたいなカテゴリでリストを見ながら買い物したり、その店舗ごとの売れ筋の商品をピックアップしたり、レコメンドで商品をオススメに出したりとデータを挟むことで新たな可能性が無限に出てきます。これが普及すると消費者にとっても確実に便利になると思うので期待です。
グーグルがモバイル用動画ショッピングプラットフォーム「Shoploop」をローンチ
Google(グーグル)の最も新しい試みは、90秒以内の動画で新製品を消費者に紹介できる動画ショッピングプラットフォームだ。米国時間7月16日に同社は、Shoploop(ショップループ)をローンチした。

Eコマース×ショート動画×SNS。TikTokみたいなショート動画にEC機能をつけてよりショッピングに特化させている。インスタがこの役割を若干担ってもいたが、UI設計はじめより特化させたサービスになるのでショッピング目的での使いやすさでは軍配が上がりそうです。
ソフトバンク、嵐と共に歌える「5Gバーチャル大合唱」プロジェクト開始
ソフトバンクは7月17日、人気グループ「嵐」と共にバーチャルで合唱に参加できる企画「5Gバーチャル大合唱」を実施すると発表した。一般の人々から嵐の楽曲「Love so sweet」を歌う動画を募集し、その一部を8月上旬から放映予定の嵐を起用した新テレビCMで採用する、という内容だ。

インパクトのある企画ですが手間は相当かかっていそうです。こういった一般から応募を受け付けるものは、確実にイタズラ目的のものが混じります。プランニング段階でこういった想定されるリスクは洗い出されて対抗策を講じるのが基本ですが、今回でいうと恐らく、全ての応募された動画を人力で全尺チェックするという人海戦術で乗り切っていると思います。応募動画の中で、例えば序盤は真面目に歌っていても途中で全裸になるようなイタズラ動画があった場合は、やはり全尺をチェックしないと見抜けないのでそうせざるを得ないと思います。なので応募動画の検閲はかなり手間がかかってそうだと思いました。
電車内広告、多くの種類が混雑率「150%~180%」の場合に最も見られている【アスマーク調査】
アスマークは、一都三県、二府二県の20~50代男女(普段週3回以上電車に乗る人)に「電車広告に関する調査」を実施し、その結果を公開した。

これは面白いデータ。混雑率150%~180%は肩や体が触れ合う程度の混雑具合とされており、それぐらいだとスマホを取り出して見るのは困難なので電車内の広告に目がいくということですね。
見栄えのデザインから“戦略のデザイン”へ nanocolor川端氏が考える、利益が上がるLPの最適解
デザイン論ではなくビジネス思考で、クライアントの利益と顧客の幸せの両立を目指す川端氏に、LP制作で見過ごされている課題とその解決についてうかがった。


広告についての基礎がしっかり書かれているので広告について知らない人でも学びになります。
バナーっぽく作ったバナーとトリミングしただけのバナーのデザイン違いの2種類のバナーでも、クリック率やCPAなど見方によっては評価は変わってくるという内容ですが、私は個人的に、仮にトリミングしただけのバナーがCPAやクリック率で優っていたとしても、結局バナーっぽく作ったバナーが今後も選ばれていくと思います。
結局バナーというのはクライアントありきのクリエイティブで、上記2種類のバナーだったらクライアントが見たときにバナーっぽく作ったバナーの方が「バナーとして機能しそう感」がやはり高く、たとえデータ上ではトリミングの方が良くとも、データを知らない人からしたら手抜きとしか見られないので、結果的にバナーっぽく作ったバナーの方が今後も選ばれていくと思います。
ゲーム
Yostarの新作「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」が2020年内に配信予定。Android端末向けクローズドβテストの参加者を募集中
Yostarは本日(2020年7月17日),スマートフォン向け新作アプリ「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」(iOS / Android)を2020年内に配信すると発表し,ティザーサイトを公開した。

これは絶対流行ります。自分が海外の株を買えるとしたら、間違いなくYostarの株を買いますね。それぐらい、この会社の作品はヒットの再現性が高いです。日本ではアズールレーンというスマホゲームから始まり、一時期は艦これのパクリとして物議を醸していましたが、結果的にアニメ化したりコンシューマー化されたりと市場では艦これを抜いてアズールレーンが勝ちました。その後もドールズフロントライン、アークナイツと完全新作IPをリリースしていきますが、どれも高いヒットを誇っています。ヒットの理由は作品を通してターゲットと世界観が統一されているという点だと思います。
Yostarが作るスマホゲームは全て美少女が銃を持って戦うという世界観ですが、この世界観を全ての作品で統一しているので、そのジャンルが好きな人は他のYostarの作品をやってもハマるというシステムができています。なので、たとえ新規IPでもリリースすれば多くのファンがやってくれるというわけです。
「DEATH STRANDING」や「Hyper Scape」など「GeForce NOW」の対応タイトルが新たに追加
ソフトバンクは7月16日、クラウドゲームサービス「GeForce NOW Powered by SoftBank」において新たに対応するタイトルを発表した。新たに追加されたのは、先日PC版が発売されたアクション「DEATH STRANDING」や、ユービーアイソフトが手掛けるバトロワ「Hyper Scape」のオープンベータ。さらにはTPS「Tom Clancy's Ghost Recon Breakpoint」やFPS「Far Cry Primal」。

クラウドゲームはタイトルが全てだと思いますが、これはその典型的な例です。デスストや今最も話題のバトロワ作品のハイパースケープをいち早く追加することで、この作品目当てで登録するユーザーは確実に出てきます。(というか自分がそうでした。オフィスのmacでハイパースケープやりたい)
同じくクラウドゲームサービスの中にはエロゲーをクラウドで出来るものもありますが、やはり遊べるタイトルが少ないという問題はあります。ライセンスだったりとなかなか巨大資本がない限りタイトルを追加していくのは難しそうですが、クラウドゲーム自体のシステムはかなり画期的なので今後の行く末には期待ですね。
さいごに
蓮水椿、Twitterをはじめましたので良かったらフォローしてください!今回のトピックスも日頃Twitterでツイートしているものが大半なのでいち早く情報を知れたりすると思います!
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